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トレチノイン

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トレチノインについて

当院では、東大形成外科講師 吉村先生のトレチノイン療法に従い治療を行っております。

torechinoin

簡単な治療法は当ホームページでも説明しておりますが、吉村先生のホームページもあわせて御覧下さい。

  • ゆほびか10月号に吉村先生とトレチノイン療法が紹介されました。
  • 平成15年元旦の西日本新聞の特集で東大美容外科吉村先生とトレチノイン療法が紹介されました。
  • STORT3月号にトレチノイン療法で、吉村先生とリッツの渡辺先生が紹介されました。
    その他、多数メディアで紹介されています。

NHKきょうの健康3月17日、18日に吉村先生が出演されました。

テキストのコピーを差し上げております。メールかファックスでお申し付け下さい。

トレチノイン療法はただ薬を付ければよいというものではありません。

トレチノインの原理を良く理解し、御自分の肌の状態をみながら、状態にあわせて行うことが成功につながります。最近ネット販売や、トレチノイン療法の詳細を理解しない医師が物販のように販売しているケースが見られます。東大式では、シミの状態に合わせ、濃度も濃いものを使います。決してダウンタイムが無い治療法ではありません。必ず、治療開始1週間、後は指示に従い二週間に一度くらい来院してください。また、使用する物は必ず当院の指導をお守り下さい。

平日は、診療開始直後は、一般の患者さんで混み合います。12時ごろ、4~5時ごろが比較的空いています。特に初診時は、ゆっくり、お話したいと思いますので、その頃、お越し下されば幸いです。

夏の土曜日は一日中混雑することが多く、十分な時間がとれず、ご迷惑をかけております。
治療を迷っていたり、不安のあるかたは是非、診察だけでもお受け下さい。費用については各所に書いてありますが、ご不明の点はあらかじめお問い合わせ下されば幸いです。

トレチノインの原理

しみを作る細胞(メラノサイト)には2種類あります。正常のメラノサイトで作られたメラニンは表皮の一番深い層(基底層)周辺に付着しており、メラノサイト自体は色がついていませんので、レーザーをあててもメラノサイトは無くならないばかりか(無くなってしまうと色が抜けてしまう)、表皮のメラニンにレーザーが反応すると正常のメラノサイトを刺激し、新たにメラニンを作ってしまいます。これがレーザー焼けです。

表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきてやがて角質となり、最後は垢となって皮膚からはがれていきます。

この表皮の細胞の一生のサイクルを皮膚のターンオーバーと呼び、約4週間かかることが知られています。

トレチノインは表皮の深い層にあるメラニン色素を外に出してしまう働きを持っています。トレチノインは表皮の細胞を活発に増殖させるために、表皮の細胞はどんどん押し上げられていきます。言い換えれば、ターンオーバーを2週間程度に速める手段として、トレチノインを使うということです。そのときにメラニン色素を一緒に持ってあがっていき、2ないし4週間でメラニン色素を外に出してしまいます。

それに比べて真皮内のメラノサイトにはメラニンが詰まっているので、メラニンにレーザーが反応し、メラノサイトごとやっつけてしまうことが出来ます。

通常市販されている美白剤(医外部薬品)は、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らすような働きをする有効成分が微量含まれていますが、非常にその作用が弱いうえに現在付着しているメラニン色素を外に出してしまうような作用は全くないため、既に存在しているしみは良くなりません。

また、現在行われている美容法は、さまざまな手段でターンオーバーを理想的な4週間にしようとしていますが、それ以上には速くならないので、今できているしみを取ることは困難です。

治療の流れ

まず最初の診察でしみの種類の診断を行います。しみの種類に応じた治療が必要なためです。
しみは皮膚内で色素沈着がおこっている場所が浅いか深いかによって異なってきます。
皮膚の比較的浅い部分で色素沈着をおこしている場合は表皮性と呼ばれます。皮膚の深い部分の場合は真皮性と呼ばれます。

トレチノインはしみ全般に有効ですが、真皮性のしみの治療には不十分です。トレチノイン治療と同時に他の必要な治療を受ける必要があります。 最初の診断で治療方法や期間、それに伴う費用などの概略もお示しすることが出来ます。

しみ治療は基本的には処方されたトレチノインクリームと美白剤であるハイドロキノンクリームを毎日患部に塗っていただくという形になります。トレチノインの作用でターンオーバーが速くなると、多少剥けてきたり、赤くなったりしますが、しみの種類や肌質によって個人差がありますので、特に1クール目はきめ細かいアドバイスが必要となります。また治療期間中は保湿剤とオイルで皮膚を保護する必要が出る方もあります。

ビタミン剤などが必要に応じて処方されます。
しみの種類によっては他の治療(レーザーなど)や手術を行います。

ハイドロキノン

メラニン合成酵素であるチロジナーゼの阻害剤であり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対して細胞毒性があります。すなわち、シミの原因であるメラニン色素を作らせなくする漂白剤です。乳酸は角質を剥がす作用のあるAHA(フルーツ酸)です。

ですから、このクリームは強力な美白剤となります。市販の美白製品では、アルブチン、コウジ酸、プラセンタエキスなどを配合した化粧品や医薬部外品が多数ありますが、成分の作用がハイドロキノンに比べて非常に弱い(100分の1程度)ため、市販されている濃度では実際の効果は全く期待できません。強い薬はいいことばかりではありません。特にトレチノイン治療のように角質を取る治療をしているときには、ハイドロキノンはしみるためヒリヒリすることがあります。刺激が強い場合は、このハイドロキノンを一時中止するのではなく、トレチノインの方を一時お休みしますが、必ず医師の指導をお守り下さい。

当院で治療を受ける方には専用のメールアドレスをお教えし、長くとも1日以内にはお返事しています。

トレチノイン治療を助ける飲み薬

  • ユベラ‥‥‥‥‥‥ビタミンE、しみ消しに効果あり
  • トランサミン‥‥‥トラネキサム酸、炎症を抑える
  • シナール‥‥‥‥‥ビタミンC、抗酸化作用、しみ消しに効果あり
  • ハイチオール‥‥‥‥‥ビタミンCの効果を高める

経過と再発

経過

治療は漂白していく治療期間(2~6週間)炎症を冷ましていく期間(2~6週間)に分かれます。

使用開始後、治療部位の皮膚が赤くなり垢のように皮膚がぽろぽろとむけてきます。
その後、徐々に赤みが増してきますがしみは薄くなってきます。

始めの1~2週間は一番つらい時期ですが、その後お肌が薬に慣れてきて赤みやしみる感じもなくなっていきます。 漂白治療中は必ず最低2週間に1度は担当医の診察を受けてください。

診察の結果、薬が変更されていきます。皮膚が乾燥しすぎる場合は保水剤やオイル等を医師の指示に従い使用してください。

改善した後はメインテナンス用ケアを行いますが、必要に応じて2回目の治療を、1ないし2ヶ月の間隔を置いて行うことができます。

後天性真皮メラノサイトーシス(遅発性両則性太田母斑様色素斑 太田母斑?型対称型)、太田母斑、アトピー性皮膚炎のダーティ-ネックなどは、トレチノインを行ってからQスイッチルビーレーザ-を照射します。
Qスイッチルビーレーザー»

最近、女性雑誌などで、毛穴や小じわの改善にもトレチノインが有効との記事が多くみられます。しみ治療に使っているトレチノインはしわ治療に用いられているより数倍濃い濃度で、新鮮なものです。しみ治療を行ったかたは副反応としてしわや毛穴も改善したとおっしゃいます。しみがなくてしわのみの改善のためにトレチノインを使いたい方はそのようにお申し出下さい。適宜、使い方を指導致します。

シワ治療に使用するトレチノインは別途容易していますので、御相談下さい。

再発

今治療中のしみがなくなってしまったら、今後いっさいのしみから開放されるというわけではありません。

  1. たった今治療が終わったばかりのしみが再び出てくること。
  2. 他の個所に新たなしみができること。

いずれも、起こる可能性は否定できません。 レーザーでも、トレチノイン療法でも、治療で消失するのは、メラニン色素を含む表皮細胞であって、メラニンを作る細胞(メラノサイト)ではありません。

1940年代に使用された美白剤は、メラノサイトを殺す作用があり、これを使用した人は、非可逆的な白斑症という副作用に苦しめられるようになったために、現在は使われていません。自然な肌色を保つためには、メラノサイトを殺さないことが必要なのです。しかし、しみ部位のメラノサイトは、活発になりやすい性質を持っているので、メラノサイトが残っている限り、紫外線などの刺激で再びしみが作られる可能性はおおいにあるのです。

しみ治療は、無理なく、ストレスなく、断続的に行ないたい。
というわけで、しみ治療は一生に一回で終わりというわけではありません。いつもお肌にしみがない状態にしておきたいという方は、時々治療が必要になります。

トレチノイン治療の経験を重ねるごとに、炎症が出るまでの日数や、炎症のコントロールの仕方など、だんだんと按配がわかってきますので、治療はやりやすくなってきます。

というわけで、当院では再発時はもちろん、将来、他の種類のしみが出来た場合も指導料はいりませんので、必要なものを買い足すだけになります。

にきび治療

トレチノインによるにきび治療の原理

にきびは皮脂線の機能が亢進するとともに、毛孔の入り口に角質が異常に厚くなり蓋をすることにより起こります。トレチノインは、皮脂腺を萎縮させ、皮脂腺の機能を低下させるとともに、毛穴に蓋をしている角質(角栓)をはがれやすくすることによって、にきびを治していきます。
トレチノインを始めとするレチノイド(ビタミンAの誘導体の総称)は非常に有効なにきび治療薬として、欧米ではにきび治療の第一選択薬となっています。

最近ニキビの治療薬として、アダパレン(ディフェリンゲル)が保健収載されました。当院ではニキビにはディフェリンを用いています。

が、にきび跡は最初の段階は炎症後色素沈着です。これは、トレチノインが非常に有効なしみですので、黒いニキビ跡にはトレチノイン療法をお奨めしています。

にきび跡治療の基本プロトコール

シミ治療に準じます。

アドバイス

にきびの治療には今あるにきびを治す治療A、とこれからにきびを出させなくする治療Bが必要です。
Aには炭酸ガスレーザーやAHAも効果的です。
Bには抗アンドロゲン治療が効果があります。トレチノインはAB両方に効果があります。

費用

診察料、飲み薬 及びその投薬料以外は私費となります。

指導料として初回のみ 50,000円(税別)
薬剤費用として、約40,000円(トレチノイン、ハイドロキノン、ビタミンCローション、日焼け止クリーム各1本を含む)
ビタミンCローションや日焼け止めは必ず所定の物を指導に従ってお使い下さい。指導に従えない時は途中でも治療をお断りする事もあります。その際には頂いた費用は一切お返し出来ません。

1週後には必ず診察を受けて下さい。また、メールでの質問にも常時、お答えしています。
次回からは、足りなくなったものを買い足したり、濃度などが合わない場合は新しいものを買って頂くことになります。

トレチノイン治療中は基礎化粧品はVCローション、日焼け止めと化粧水、必要に応じて美容液のみ、基本的にはクリームや乳液は使いません。

お願い

シミ治療は保険外。痣保険内とご理解ください。
費用を含む治療についてはホームページ、またはパンフレットに詳しく書いてありますので、御覧のうえお越し下さい。

治療費は保健外です。トレチノインに限らず、シミ治療はどの医療機関でも私費治療となります。
ご了承のうえ、お越し下さい。

《パンフレット請求 FAX 092-807-1221 メール:matsudatomokohifuka@me.com

ご予約専用ダイヤル TEL 092-807-1270 月〜金 9:00〜18:00 / 土曜 9:00〜14:00

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